商品詳細 - 沖縄文化社

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『絵でみる沖縄の民俗芸能』　著者…漢那留美子

各地に伝わる多彩な民俗芸能を豊富なイラストで紹介した本書は、めくって楽しめる絵画集のような体裁になっている。「歌と踊りの宝庫」である沖縄に誇りを持ち、また、それぞれの違いや類似性に気づくことで、民俗芸能への興味や関心はさらに深まる。

沖縄の芸能は農耕社会を背景にした祭りの場から生まれた。
五穀豊穣に感謝し、翌年の豊穣を予祝するため、遠来の神に多彩な芸能を奉納するが、この祭祀芸能が沖縄の伝統芸能の源流や基盤になっているといわれる。よって来訪神に奉納する芸能は聖地である御獄の境内などでおこなわれる。また豊年祭の演目は、その多くが首里の士族社会で育まれたもので、それが地域にうけいられると、その地域独自の芸能として完成されていった。

2,860円[税込]　

　　　目　次　　　　　　　　　　　　　　　　　

はじめに
沖縄の伝統芸能について

Ⅰ南部地域の民俗芸能
　那覇市
　豊見城市
　南風原町
　糸満市
　南城市
　八重瀬町
　久米島町

Ⅱ中部地域の民俗芸能
　浦添市
　西原町
　宜野湾市
　中城村
　北中城村
　北谷町
　嘉手納町
　読谷村
　うるま市

Ⅲ北部地域の民俗芸能
　恩納村
　金武町
　宜野座村
　名護市
　本部町
　今帰仁村
　東村
　国頭村
　伊江村
　　　